きわめて完成度が高い企画書「古事記」

ユダヤ教、キリスト教、コーラン、仏教、神道等は、それらの民族が生き続けるために、他民族を支配、征服するための企画書と考えることも出来るが、その中での神道「古事記」は企画書としての完成度が極めて高い事が伺える。

古事記は三つの大きな骨から形成されている。「草薙の剣」「勾玉」「鏡」である。この三つの大きな骨は力の差を解いてある。

草薙に剣「武力」の均等でそれなりの安定したじだいがったが、ベルリンの壁崩で、この均等も崩れていった。

財力にモノをいわせた近代日本も、バブルの崩壊で、塗炭の苦しみを味わっている。

世界平和は、地球が一つの国家になることが理想であろうが、まだまだ人という人格形成は幼児期にあり、長い時間が必要であろう。

短期的に観ると、アジア圏が次の時代を担う運命にありそうで、知恵と慈悲で生きると問われた仏教国と神道「鏡」の教えをいかに共有できるかが、アジア圏の責任がとわれる。

−荒川 三千男



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